A型事業所>

 

10年前に通った、札幌市白石区にあるA型事業所では、労災がついて有給も取ることができました。つまり病院に行く日に有給をとれば、一日も休まずに出席扱いにしてもらえるということです。

また、雇用契約を結んでいるので、万が一やめた場合でも、失業保険をもらうことが、できます。

私は通所中にもらえる工賃に対して半分程の額を三週間ほど受けましたが、この間は少し我慢しなければならない生活でした。

仕事内容は、当時でもプレミアがつくようなVHSビデオ(映画とか。あやしいものはないですよ)を通信販売する仕事についていました。

最初は2時間の作業時間を半年程度から始まって、一年くらいたったころには気づけば4時間勤務になっていました。

精神の障がいをもった女性の方々が多く働いていたので、残念ながら女子同士のケンカが絶えませんでした。男性も5人くらい働いていましたが、私はいつも間に挟まれて、毎日愚痴を聞かされていました(泣)

通信販売だからパソコンだけ使うのかと思いきや、実際に働いてみれば倉庫仕事がありました。商品の仕分け、梱包、在庫管理、狭いとはいえ階段を上り下りしながら荷物を運搬することもあって、ギリギリ30代だった私の体力ではなかなか大変でした。

さらに最後の半年くらいは教育係として、10人くらいの利用者さんに作業を教えていたので、体力的に限界になってしまいました。

それで自分から辞表を出しました。この頃、最終的には工賃が8万程度になっていました。

 

 

<就労移行>

約5年前に通った就労移行は、札幌市の大通にある大きな事業所でした。

名刺の渡し方、取引先との面談中の椅子の座り方、報連相、電話応対などのビジネスマナーを学びました。一週間に一度、スーツで通所するスーツ・デイがありました。

目的は就職なので毎週、地区の管轄のハローワークで緑の窓口に行くのが仕事です。

女性の専門スタッフが同行してくれました。緑の窓口の職員も、時間やお給料、仕事内容の条件を絞って、これは、だめ?これは受けてみれば?と、アドバイスをしてくれました。

保険会社の内勤、商社の内勤など、私が希望する事務仕事を主に紹介されました。

実際に採用書類を10以上の企業に志望動機を変えつつ送りましたが、その時は残念ながらご縁がありませんでした。 

 

<B型事業所>

僕が初めて障がい者就労で利用した、なんでもやるという作業所では、料理(食材を買いに行って自分で調理)の作業をしてました。

所長のご飯は僕が作っていました。工賃は
週5回で一日4時間で4万円でした


パソコン作業はそんなになかったんですが、自分から理事長に売り込んで、一年ほど、作業所のホームページの星占いコーナーを自分で作ることになりました。
月ごとの星座の運勢を調べてそれをホームページに書く仕事で、ホームページ作成ソフトを使って作ってました。みてくれた人たちからは、よく当たると評判をもらいました。

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